About やがわせミクストコミュニティ envaとは
はじまり
きっかけは解体を待つ築50年の古い建物を譲り受けたことでした。まちにはシャッターで閉ざされた空き家が増え続けるばかり。呼応して人のつながりも薄れてゆくように感じます。
壊して新築するのではなく、まちの記憶を受け継ぐ空間を再生し新しいコミュニティスペースを生み出そう。思いは広がり、地域の様々な世代の人たちと共に「enva」をかたちづくることになりました。

ネーミング&ロゴ
目指すは世代を超えたコミュニティの場。お年寄りも若者も同じ空間で笑顔になれたら、なんて素敵!縁がつながる場となりますようにと願いを込め、enva「エンバ」と名付けました。
ロゴのキービジュアルには「縁」安心・思いやり・つながり、「場」きっかけ・人々がつどう居場所・広がる空間といった思いを込めました。

運営
envaは行政による公共施設ではありません。建築設計事務所ハコプラスデザインが主たる運営を行う、パブリックな民間施設です。はじまりは建築家夫婦ふたりの小さな夢でした。建築に携わるなかで点(建物)を線(通り)にし面(まち)に育ててゆくこと。子供たちが誇れるまち・世代を超え愛されるまちの一端を担いたい。活きたコミュニティスペースを模索する道程で出会った様々な人たちの応援・協力を得て少しずつ前に進んでいます。
コンセプト
私たちは空き家・空き店舗などの既存ストックを利活用した地域のコミュニティスペースを企画・運営し、魅力あるまちを創出すると共に、ひとのつながりを生み出す地域再生リノベーション活動を行います。
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若年層の市外流出による人材の空洞化に歯止めをかけ「帰りたいまち」を再生します。
- 独自性のある小さなスケールの学び・集いの場をまちに与え、若者の居場所をつくります。
- 企画・運用から携わることで社会性と共に地域への深い関心を持ち、郷土心を持った次世代のつながりを育みます。
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町と人の高齢化に寄り添う「記憶をつなげるまち」を再生します。
- 古くからある空き家・空き店舗を活かし親しみのある通りをよみがえらせます。
- 心身の健康につながる歩く習慣づくりや会話のきっかけを増やす仕掛けを用意し、気軽に立ち寄ることができ多様な世代の交流が生まれる機会をつくります。
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人々が集い・ふるさとを愛する「未来に続くまち」を再生します。
- サステナブルなコミュニティスペースを目指します。
- ふところの深い優しく魅力ある街を創出する装置として、縁のつながる場=enva(エンバ)を共につくり育てます。
envaのかたち
私たちはコンセプトを大切にしてenvaをかたちにします。
- 居心地の良い場
- 顔見知りが増える場
- 快活に生き、心身を整える場
- 衣・食・住を楽しみ、日々に喜びを感じる場
- 話す・作る・楽しむ・学ぶ・助け合うことを体感する場
- 世代を超えたコミュニケーションが生まれる場
- 集い、広がる、縁がつながる場
Special Thanks
envaをかたちづくるために応援・ご協力いただいた方々(ボランティア等) (順不同・敬称略・役職等は当時)
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谷川瀬区の皆様(谷川瀬区会・むつみ会・麻の会・子供会・地域住民の方々、地元企業、他)
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やがわせミクストコミュニティ実行委員会(発足当時のメンバー)
- 谷川瀬区代表の方々
- 飲食店(TERAS・KINKA・BarQuartetの3店舗はenva開設当時日替わりのゲストフードとして営業・平コノイエ )
- 鈴木穣蔵(カメラマン/実行委員会記録撮影)
- 金成清次(カメラマン/内外観撮影)
- 酒井悠太(KiTEN)
- 佐々木貴生(トライアート)
- 前田優子(いわきアリオス)
- 四家麻未(認定NPO法人みどりの杜福祉会)
- 福島高専都市システム工学科/齊藤充弘教授
- 福島高専/建設環境工学科の学生13名
- 会津大学短期大学部産業情報学科/柴﨑恭秀教授
- NPO法人いわき住まい情報センター
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オブザーバー
- いわき市(住まい政策課)
- 福島県(いわき建設事務所)
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施設整備
- ハコプラスデザイン(設計およびトータルデザイン)
- ヤマグチ アガタ(グラフィックデザイン)
- 佐藤延明(pixbrew.com/WEBサイト制作)
- 改修工事協力会社の皆様
これからもenvaを一緒に育てる仲間を募っています。 (ボランティアメンバー)